NPO法人ライフ熱都は、熱海の今を考えるために「昭和の熱海」市民写真展を開催します。
V字回復といわれる熱海を本物にしたいと、「昭和の熱海」写真展を開催します。その為に、熱海のみならず全国の皆様より当時(昭和を中心とした)写真の提供をお願いしております。ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
市民写真展開催趣意書
熱海を訪れる観光客数はV字回復をし、駅周辺は賑わいを取り戻し、新しいホテル開業などの明るい話題があります。しかし、一方でホテル・旅館・飲食店は顧客単価を上げられず人手不足に悩んでいます。中心部の商店街もリニューアルオープンの店が登場していますが、街の雰囲気を変えるほどには至っておりません。一方で人口減少に歯止めがかからず、確実に高齢化が進行しています。
こうした明るいニュースと暗い話題がない交ぜになり、我々はどの方向に向かおうとしているのか、今どうすればよいのかの迷っている状況で、あたかも時代の踊場に立ちすくんでいる気がします。
しかし、こうしているうちにも、時間は着実に進み来年で平成も終わります。熱海が元気であった昭和の時代を知る人たちがどんどん減っていき、熱海の盛衰を肌で知っている語部の証言が失われようとしています。更に、熱海は何回もの大火に遭った上に、街の盛衰が激しかったために人口の流動化が進んでいます。
この高齢化、大火、流動化という熱海特有の事情は知らぬ間に家庭に眠る写真などの貴重な資料の喪失を加速させているのです。
目的
1、共通の経験を思い起こし、今を生きるための連体感と絆を強める。
2、その時代背景と当時の「熱さ」の本源を考えることによって街おこしの方向を考え、
そのエネルギーに転化する。
3、個人の経験を共有化してその価値を広めることにより、結果として知的公共財の蓄積に繋げる。更にそれを継続することにより熱海のアーカイブスを充実する。
4、市民参加型のイベントにすることで、自ら楽しみながら成果を上げ喜びの輪を拡大する。
5、イベントを通じて関係団体との連携を深めて街おこしの推進力を高める。
企画概要
1、テーマ 「昭和の熱海を探す」
2、写真提供 市民 家庭に眠るお宝写真
新聞社 報道写真
熱海市・図書館 所蔵写真
企業・団体 記録、記念写真
等々
3、展示方法 拡大したパネル展示 約150点
4、展示会場 未定
5、日程 11月後半
写真の種類、色彩、サイズ その他 制限はありません。なんでも気軽にご提供ください。 **** 参考例です ***
写真・資料等の取扱い確認書
ご提供された、写真・資料等(以下資料)は、下記方針にて取扱います。
1 資料は、スキャンして、デジタル化し、データとして処理します。
このデータを、「昭和の熱海」と呼ぶことにします。
2 データ化された元資料は、速やかに、返却致します。
3 「昭和の熱海」は、写真展の材料として使用されます。
全部が、1回目の写真展に使用されるとは限りません(不使用部分も出ます)。今後の計画として2回、3回と拡大の予定があります。
4 「昭和の熱海」は、展示会のポスター・チラシ・解説冊子、熱海の街おこしのための冊子などに利用されます。
5 公開に当たっては、肖像権、著作権の確認を行います。
6 「昭和の熱海」は、今後の活用のため、歴史資料として、保存致します。
7 展示された作品のA4版の拡大写真を記念品としてプレゼントします。
8 肖像権、著作権の使用について(いずれかにチェックを入れてください)
□ 今回展示会についてのみ使用を承認すます。
□ ライフ熱都及び公的機関に譲渡します。
9 預かり写真・資料内訳
種類 |
数量 |
内容 |
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平成30年 月 日
写真・資料提供者
住所
氏名 様
電話
写真、資料預かり者
住所 熱海市西山町32–8
氏名 特定非営利活動法人 ライフ熱都
理事長 綾野 憲夫
取扱い責任者 印